子宮内膜症は何科に行けば良いか?
子宮内膜症の疑いがある時は、何科に行けばいい?
これまで婦人科系の疾患を経験したことのない女性は、「ひょっとして、子宮内膜症…?」という場合、何科を受診したらいいのだろうと疑問に思うものです。
「内科?外科?産婦人科?…どこに行けばいい?」と、悩む女性は案外少なくないようですが、子宮内膜症の場合は、「産婦人科」もしくは「婦人科」を受診するようにしましょう。
仮に他の科を先に受診してしまったという場合でも、婦人科もしくは産婦人科を受診するように勧められるはずです。
「婦人科」もしくは「産婦人科」の中には、「子宮内膜症外来」という子宮内膜症に限った専門の外来を設けている病院もありますから、そういう病院を選んで受診するのもお勧めです。
ただ、「子宮内膜症外来」がない個人クリニックや病院でも、婦人科や産婦人科であれば子宮内膜症の検査・治療は行なってもらうことはできます。
ただし、子宮内膜症の正確な診断には医師の経験や技術が求められますから、子宮内膜症や他の婦人科系の疾患で定評のあるクリニックや病院を選ぶことが大切です。それで、受診するクリニックや病院選びは、よく情報収集をして慎重に選ぶようにしましょう。
婦人科・産婦人科での診察の流れ
妊娠や出産の経験がない女性にとって、初めて婦人科や産婦人科を受診するというのは、結構不安に思うものではないでしょうか?
それで、ここでは子宮内膜症の検査のために婦人科や産婦人科を受診した際の診察の流れについて解説したいと思います。
婦人科や産婦人科を受診すると、まずは受付で問診票が渡されます。問診票の内容は、どういうトラブルがあるのかといった質問の他、症状が現れはじめた時期や頻度についての質問、初潮の年齢や月経周期、1回の月経の長さについての質問もあります。
それで、それらの質問にすぐに答えることができるように事前に自宅でメモなどに記入しておくとスムーズに記入ができます。
問診票を記入したら、実際に診察に入りますが、最初は医師による問診が行なわれます。問診票の内容を見ながら医師が確認を行なうという形のことが多いです。そして、問診が終わると、内診に入ります。
内診は内診台に上がって行ないますので、初めてという人は少し抵抗があるかもしれませんがリラックスして受けるようにしてください。
内診後、必要であれば血液検査や超音波検査を行ないますが、それは医師の判断や病院によって異なります。
クリニックや病院によって多少の違いはありますが、婦人科や産婦人科を受診すると、だいたいこの流れで診察が行なわれます。それで、気持ちの準備をしてリラックスした状態で受診するようにしましょう。