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子宮内膜症のMRI検査

子宮内膜症の診断で用いられるMRI検査とは?

 子宮内膜症の診断では、問診や内診のほかに、血液検査や超音波検査を行なうことが少なくありません。しかし、それでもはっきりと分からないという場合に、MRI検査を行なうことが少なくありません。

よく耳にするMRI検査ですが、MRI検査とは一体どんな検査なのでしょうか?MRI検査とは、Magnetic Resonance Imagingの略称です。日本語では、核磁気共鳴画像診断(かくじききょうめいがぞうしんだん)といいます。

MRI検査は、身体に磁気を当てて、これに共鳴する体内の水素原子からの電波を受信し、それを画像化するものです。

MRI検査では、身体の内部をあらゆる角度から撮影することができるため、身体の内部の詳しい情報を映し出すことができます。それで、ある程度の大きさの腫瘍などはMRI検査ですぐに発見することが可能です。

MRI検査の方法としては、MRI装置に仰向けに寝た状態になって行ないます。強い磁気を使用した検査なので、検査の際には貴金属類は外しておく必要があります。

撮影は、寝た状態のまま狭いトンネルの中に入って行なわれます。検査所要時間は、子宮内膜症の検査だとだいたい20分程度です。

MRI検査のメリットとデメリットとは?

 CT検査と比較されることの多い、MRI検査ですが、MRI検査のメリットとデメリットについてここではご説明いたします。

MRI検査のメリット

MRI検査は、画像がCTよりも鮮明なことや、横断像だけでなく、縦断像など身体の様々な角度から身体の断面を映すことができます。

そのため、子宮や卵巣の様子についても詳しく知ることができ、病変の位置や状態、また癒着の状況などについても知ることができるというメリットがあります。

また、X線を使用しない検査なので、放射線被ばくの心配がありません。それで、妊娠中の女性や若い女性も安心して検査を受けることができるというのもMRI検査のメリットです。

MRI検査のデメリット

強い磁気を用いて検査を行なうため、心臓のペースメーカーを埋め込んでいる人や、外科手術などで体内に金属が入っているという場合、検査ができない場合があります。

また、狭いトンネルに入ったままの状態で20分程検査を受けることになるため、閉所恐怖症の人だと検査が苦痛となるというデメリットもあります。さらには、検査中に大きな騒音がするというのも1つの難点です。

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